
1日をより有意義に過ごす方法
お子さんや生徒さんに、
「時間を有効に使ってほしい」
「時間を無駄にしない方法を教えたい」
と考えているお母さまや塾の先生方に読んでいただきたいです。
「あれ、もうこんな時間。まだやらなきゃいけないことがあるのに、もう寝なきゃいけない時間だ。しょうがない、明日やろう。」
という事態に陥ることは多くないでしょうか?
毎日の生活の中で、
やりたいこと・やらなければいけないことは沢山あると思います。
それに対して、1日は24時間。
睡眠時間は何も活動できませんから、差し引くとすると
24-6=18(時間)
もちろん、睡眠時間には個人差がありますので
人によってはもっと差し引かれてしまいます。
とはいえ、
努力をして1日を25時間にすることはできません。
1日=24時間なのは皆平等です。

では、どうすればよいのでしょう?
冒頭の「あれ、もうこんな時間。」をなくせばよいのです。
つまり、
「何をしていたのかがはっきりしないままいつのまにか過ぎていた時間」をなくせばよいのです。
そこで、
どうやったらなくなるのか解決策を考えてみます。
しかし、そう簡単にはいきません。
なにしろ、
「はっきりしない」ものなので考えてみてもよくわからないのです。
そんなときに有効なのが
「自分の24時間を記録する」
ことです。
つまり、
8:00 起床
8:05 トイレ
8:10 歯磨き
などと24時間の行動とその時間をなるべく細かく記録してみることです。
そうすると、
朝起きてから夜寝るまでに自分が何をしているのか、明確になります。
そうすれば、
無駄な時間を排除することができます。
時間が足りなくなっている原因を特定することができるので、対策を講じることが可能になります。
また、
生活の中の「スキマ時間」を発見して有効活用する意識を持つこともできます。
例えば、
電車での移動時間、学校の休み時間、食事の用意が整うのを待っている時間などです。
私自身は、自分の24時間を5日間記録してみることで
・移動時間を有益に過ごしていない
・仕事を終えて帰宅した際にだらだらしている時間が長い(うっかりTVかスマホ観てる)
ことに気が付くことができました。
そこで、
・移動の際には本を持ち歩く
・仕事を終えて帰宅したら、まず本を携えて入浴する(風呂にはTVもスマホもない!)
という対策を講じました。
そのおかげで、
読書量を圧倒的に増やすことができました。
移動の時間、風呂の時間、どちらも生活に欠かせないものなのでそれらと読書をセットにすることで読書の時間を確実にとることができるからです。
また、
入浴時に読書をすることで「続きが気になる」「もっと読んでいたい」という
いわゆる,
「作業興奮」状態になり入浴後も読書をすることも増えてきました。
みなさんも是非、
・ご自身の24時間を記録したり
・お子さんに24時間を記録させたり
・自塾の生徒さんに24時間を記録させたり
してみてください。
きっと、
これまでより時間を有効に活用することができるようになると思います。